OUR PROJECT

トウキョウフットテイラーと、基準木型、基準靴

Tokyo foot tailor Tokyo foot tailor

フットウェアブランドTokyo Foot Tailor(トウキョウフットテイラー)の背景には、日本のシューズメーカー各社が参加する全日本革靴工業協同組合連合会による「基準靴開発プロジェクト」があります。

靴づくりは “木型”からはじまる 

木型(last ラスト)とは、靴をつくるために使う型のこと。この木型にインソール(中底)を取り付け、アッパー(靴上部の革)を木型の形に成型、さらにソール(表底)を縫い付け・接着を経て靴が形づくられます。足を入れる空間を靴にするために、木型はなくてはならないツールであり、靴の価値を左右するものでもあります。 

一方で、靴を履く側は、JIS(日本産業規格)で定められたcmで表記される足長とアルファベットで表記される足幅・足囲の「サイズ」を目安に靴を選ぶことが一般的です。そして既成靴の生産現場では、サイズごとの木型が用意されて靴が作られているのです。 

様々な足にフィットする「基準靴」 

サイズはあくまでも3つの数値(足長・足囲・足幅)であり“履けるかどうか”の“めやす”、木型の形状つまり“足のフィット感”はサイズだけでは十分に表現できません。 
日本人の足を研究して、蓄積されたデータをもとに「基準」といえる木型を製作、それらを使って60種類のサイズでつくられたのが「基準靴」です。 

PROJECT OWNER

全日本革靴工業協同組合連合会

日本の革靴の聖地である浅草にある団体。
全国の100を超える革靴メーカーが加盟。
技術向上の為の講習会、靴作り安全性担保のための強度試験の実施、
足と靴及び製造と販売方法についての研究を行います。
世界に誇れる日本製革靴を提供する組合団体。

MAKER

Tokyo foot tailorは下記のメーカーが製造に関わっています。

サンダー商事株式会社
シバ製靴株式会社
株式会社Verb Creation
サラヰ製靴株式会社